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坐骨神経痛を緩和する10分ストレッチ|即効性の高い解消法とNG行動を専門家が解説

坐骨神経痛を緩和したい方へ。自宅で今すぐできる即効性の高いストレッチや、痛みを和らげる寝方を理学療法士の視点でわかりやすく解説します。間違った対処法は悪化を招く恐れがあるため、やってはいけないNG行動も併せてチェックしましょう。

目次

1.坐骨神経痛の痛みを今すぐ緩和する「3つの神ストレッチ」

「あたたた……」と、思わず声が出てしまうほどツライお尻から足にかけての痛み。今すぐなんとかしたいですよね。坐骨神経痛の緩和には、硬くなった筋肉を優しくゆるめて、神経への圧迫を解いてあげることが近道と言われています。

ここでは、自宅の畳やベッドの上で今すぐ試せる、即効性が期待できるストレッチを3つ厳選してご紹介しますね!

梨状筋(りじょうきん)をほぐすお尻のストレッチ

まずは、坐骨神経の通り道であるお尻の深い筋肉「梨状筋」をターゲットにしましょう。ここが硬くなると、神経をギューッと締め付けてしまう原因になると考えられています。

  1. 仰向けに寝て、両膝を立てます。
  2. 痛む方の足首を、反対側の膝の上に乗せて「4の字」を作ってください。
  3. 下になっている方の太ももを両手で抱え、ゆっくりと胸の方へ引き寄せます。

お尻の筋肉が「イタ気持ちいい」と感じる程度で30秒キープするのがコツですよ。無理に引っ張ると逆効果になる恐れがあるため、深呼吸を忘れないでくださいね。

ジャックナイフストレッチで太もも裏を解放

次に、太ももの裏側(ハムストリングス)を柔軟にしましょう。この部位が突っ張っていると、骨盤の動きが悪くなり、結果として坐骨神経に負担がかかりやすくなると言われています。

  1. 立った状態で、両手で自分の足首をしっかり掴みます。
  2. 胸と太ももをピタッとくっつけたまま、ゆっくりとお尻を天井へ突き上げます。
  3. 膝が完全に伸び切らなくても大丈夫。胸と太ももを離さないことが大切です!

この動きによって、神経の滑走性が良くなり、しびれの軽減につながる可能性があるとされています。

寝たままできる!体幹と腰をゆるめるポーズ

「立つのもしんどい……」という時は、無理をせず寝たままできるケアから始めましょう。

  1. 仰向けの状態で、両膝を両手で抱え込みます。
  2. 小さく丸くなるようなイメージで、左右にゴロゴロと優しく揺れてみてください。
  3. 腰全体の緊張がほぐれ、神経の圧迫が和らぐ感覚が得られるはずです。

これなら、寝る前の習慣としても取り入れやすいですよね。痛みが強い時は、決して反動をつけず、自分の体の声を聞きながら進めることが改善への第一歩となります。

引用元:坐骨神経痛を早く治す方法 引用元:坐骨神経痛のセルフケア(NHK健康チャンネル)

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2.痛くて眠れない夜に!神経への負担を減らす「楽な寝方」

「夜、布団に入っても足がジンジンして眠れない……」そんな経験はありませんか?実は、寝ている間の姿勢によって坐骨神経が引っ張られたり、圧迫されたりすることが痛みの原因になる場合があると言われています。

ちょっとした工夫で、驚くほど体が楽になるかもしれません。今夜からすぐに試せる「神経に優しいポジション」を一緒に見ていきましょう!

横向き寝のコツ:クッション一つで腰の反りを防ぐ

横向きで寝る時は、痛い方を上にするのが基本と言われています。でも、ただ横になるだけだと上の足が重みで下に落ち、腰が捻じれて神経を刺激しがちですよね。

そこでおすすめなのが、両膝の間にクッションや座布団を挟む方法です。こうすることで骨盤が水平に保たれ、腰の反りや捻じれを防ぐ効果が期待できるとされています。膝を軽く曲げて、少し背中を丸めるような「胎児のような姿勢」になると、より神経の緊張が和らぎやすいですよ。

仰向け寝のコツ:膝の下に枕を入れてリラックス

「仰向けじゃないと落ち着かない」という方は、膝の裏に注目してみてください。足を真っ直ぐ伸ばして寝ると、腰の骨が浮いてしまい、坐骨神経がピンと張った状態になりやすいと考えられています。

そんな時は、膝の下に丸めた毛布や高めの枕を入れてみましょう。膝が軽く曲がることで、腰の隙間が埋まり、坐骨神経の通り道にゆとりが生まれると言われています。これだけで「腰が沈み込むような安心感がある」と感じる方も多いので、ぜひ試してみてくださいね。

寝具の選び方:沈み込みすぎない「適度な硬さ」がカギ

寝る姿勢と同じくらい大切なのが、布団やマットレスの硬さです。「柔らかい方が体に優しそう」と思われがちですが、実は腰が深く沈み込みすぎると、寝返りが打ちづらくなってしまうのですね。

寝返りが少ないと、同じ場所に負担がかかり続け、症状の悪化につながる恐れがあると言われています。腰をしっかり支えてくれる「適度な反発力」がある寝具を選ぶことが、長期的な改善への近道になるかもしれません。今の寝具が柔らかすぎると感じるなら、薄手の高反発マットを重ねるのも一つの手ですよ。

引用元:坐骨神経痛を早く治す方法 引用元:腰痛を和らげる寝方(済生会)

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3.逆効果に注意!坐骨神経痛を悪化させる「やってはいけないこと」

「痛みをなんとかしよう!」と頑張っているその行動、実は逆効果になっていませんか?良かれと思ってやっていることが、かえって坐骨神経を刺激し、しびれを長引かせているケースも少なくないのですね。

ここでは、回復を遅らせないために避けてほしい「NG習慣」をいくつかお伝えします。ご自身の普段の生活と照らし合わせながら、チェックしてみてくださいね。

長時間の同じ姿勢:デスクワークや立ちっぱなしは「血流の敵」

「仕事に集中していたら、いつの間にか1時間以上座りっぱなしだった……」なんてことはありませんか?実は、同じ姿勢を続けることは坐骨神経痛にとって大きな負担になると言われています。

特に座りすぎは、お尻の筋肉が圧迫され続け、血流が滞る原因につながるのですね。立ちっぱなしも同様で、腰回りの筋肉がガチガチに固まってしまいます。30分に一度は立ち上がって軽く腰を動かすなど、筋肉を「動かしてリセット」する習慣が大切だとされていますよ。

無理な前屈運動:良かれと思ったストレッチがリスクに

体を柔らかくしようとして、グイグイと無理に前屈をしていませんか?もし坐骨神経痛の原因が「椎間板ヘルニア」だった場合、前かがみの姿勢は神経への圧迫をさらに強めてしまう恐れがあると言われています。

「ストレッチをしたら余計に痛みが強くなった」という経験がある方は、一旦その動きをストップしましょう!痛みを我慢して伸ばすのはNG。心地よいと感じる範囲に留めることが、安全に改善へ向かうための秘訣と言えるかもしれません。

過度な飲酒・喫煙:血管を収縮させて痛みを増強させる

意外に思われるかもしれませんが、お酒やタバコも坐骨神経痛の緩和を妨げる要因になると考えられています。アルコールの分解には神経修復に必要なビタミンが消費されますし、タバコに含まれるニコチンは末梢血管をギュッと収縮させてしまうのですね。

血流が悪くなると、傷ついた神経に栄養が届きにくくなり、痛みがより敏感に感じやすくなると言われています。お酒やタバコはほどほどに。まずは体の内側から、巡りを良くする環境を整えてあげることが重要ではないでしょうか。

引用元:坐骨神経痛を早く治す方法 引用元:椎間板ヘルニアでやってはいけないこと(恩賜財団済生会) 引用元:喫煙と腰痛の関係について(日本整形外科学会)

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4.坐骨神経痛が緩和するまでの期間と「温める・冷やす」の判断基準

「この痛み、いつまで続くの?」と不安になりますよね。坐骨神経痛の緩和には、今の自分の状態が「急激な痛み」なのか「長く続く重だるさ」なのかを見極めることが大切と言われています。

闇雲に対処するのではなく、体のサインに合わせたケアを選ぶことで、スムーズな改善を目指しましょう!

急な痛みは「冷やす」!慢性的な痛みは「温める」が基本

「たった今、激痛が走った!」という急性の時期は、神経の周りで炎症が起きている可能性があると言われています。このタイミングで無理に温めると、かえって痛みが強くなることもあるのですね。氷のうなどで10分ほど冷やして、まずは炎症を落ち着かせることが先決とされています。

一方で、数週間から数ヶ月続いているような「しつこい痛み」には、温めるケアが効果的と考えられています。使い捨てカイロや蒸しタオルで腰やお尻を温めると、血流が良くなり、硬くなった筋肉がふわっと緩んでいくのがわかるはずですよ。

緩和までの目安は?どれくらいで変化が出るのか

「ストレッチを始めたら明日には良くなる?」と期待してしまいますが、神経の修復には少し時間がかかるのが一般的と言われています。

軽い症状であれば、適切なセルフケアを続けて2週間から1ヶ月ほどで変化を実感できるケースが多いとされていますよ。ただし、しびれが強い場合や、数ヶ月以上放置していた場合は、数ヶ月単位での根気強いケアが必要になることもあります。焦らずに一歩ずつ、体の変化を観察していくことが大切ではないでしょうか。

入浴の効果:全身の血流を促して緊張を解く

シャワーだけで済ませず、湯船に浸かることは坐骨神経痛の緩和にとても良い影響を与えると言われています。

38度〜40度くらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、浮力によって腰への負担が軽くなり、全身の筋肉がリラックスしやすくなるのですね。お風呂上がりは血行が良くなっているので、先ほどご紹介したストレッチを行う絶好のタイミングとも言えます。心も体もリラックスさせることが、自律神経を整え、痛みを感じにくい体質づくりにつながるのかもしれません。

引用元:坐骨神経痛を早く治す方法 引用元:腰痛のセルフケア:温める?冷やす?(オムロン健康コラム) 引用元:坐骨神経痛の経過と対策(日本整形外科学会)

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5.病院へ行くべき「危険なサイン」と根本改善へのステップ

セルフケアで坐骨神経痛を緩和させる努力はとても素晴らしいことですが、時には「自分の手には負えないサイン」を見逃さない勇気も必要と言われています。

「これって普通じゃないかも?」と感じた時に、迷わず専門機関へ足を運べるよう、チェックポイントを整理しておきましょうね。

セルフケアを中止して!今すぐ相談すべき症状

もし、以下のような症状が現れた場合は、セルフケアを一度ストップして早急に来院を検討することが推奨されています。

  • 排尿・排便の障害: おしっこが出にくい、または漏れてしまう。
  • 明らかな筋力低下: 足に力が入らず、スリッパが脱げたりつま先立ちができなかったりする。
  • 激しいしびれや麻痺: 触っても感覚が鈍い、痛みが強すぎて一歩も動けない。

これらは神経の圧迫が非常に強く、緊急を要する状態の可能性があると言われています。無理をせず、体の発するSOSをしっかり受け止めてあげてくださいね。

どこに行けばいい?整形外科と整骨院の使い分け

「病院(整形外科)」と「整骨院・鍼灸院」のどちらに行くべきか、迷う方も多いのではないでしょうか。

まずは整形外科を訪れることが一般的と言われています。レントゲンやMRIによる検査で、「なぜ痛むのか」という医学的な根拠を確認できるからですね。その上で、日々の体のメンテナンスや筋肉の緊張をほぐす施術、姿勢のアドバイスを受けたい時は整骨院や鍼灸院を併用するのが賢い選択かもしれません。それぞれの得意分野を理解して、自分に合ったケアを選んでいくのが改善への近道と言えるでしょう。

再発防止のために:体幹と姿勢から変えていく

痛みが落ち着いてきたら、いよいよ「再発させない体づくり」のスタートです!坐骨神経痛は、日頃の姿勢の崩れや体幹の筋力不足が引き金になることが多いと考えられています。

特に、お腹周りのインナーマッスルを支える体幹トレーニングは、腰への負担を減らすために非常に有効とされていますよ。猫背や反り腰を意識して正すだけでも、神経へのストレスは大きく変わるはず。一度改善したからと油断せず、毎日の小さな積み重ねで「痛みの出ない体」をキープしていきましょう。

引用元:坐骨神経痛を早く治す方法 引用元:坐骨神経痛の診断と治療(日本整形外科学会) 引用元:腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン(日本脊椎脊髄病学会)

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サイト監修者

【専門分野】
股関節痛、膝関節痛、坐骨神経痛、ヘルニア、首肩こり、頭痛、眼精疲労、めまい、耳鳴り、自律神経失調症、起立性調節障害、四十肩、五十肩、姿勢

【経歴、資格、所属学会、活動内容】
2013年:国際医療大学 小田原理学療法学科卒業、理学療法士の国家資格を取得

2013年〜2019年:横浜市内の総合病院にて勤務。急性期、回復期、慢性期を経験しながら、循環器、整形外科、内科、神経内科、神経難病など多くの症例を経験。同期間中に、系列病院に半年間、回復期病院の立ち上げに参画。

2014年〜2020年:川崎市内の老人保健福祉施設に非常勤で勤務

2019年:株式会社Therapist Infinityへ入社。整体院 trustbody茅ヶ崎院へ勤務。

2022年:整体院 trustbody相模大野院を出店に伴い、院長として勤務。

2024年~:株式会社Therapist Infinity マーケティング責任者となり、院長交代。

2021年~:治療セミナー Infinityの講師として、治療技術および経営の指導を行う。

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