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膝の内側が押すと痛い時に効くツボは?原因別の探し方と正しいセルフケア

膝の内側を押すと痛いとお悩みの方へ。その痛み、実はツボ押しで緩和できるかもしれません。この記事では「陰陵泉」や「血海」など膝の痛みに即効性のあるツボを専門家が解説。鵞足炎や変形性膝関節症など、痛みの原因に合わせた正しい押し方と注意点をご紹介します。

目次

膝の内側を押すと痛いのはなぜ?考えられる3つの主な原因

「歩くたびに膝の内側がズキッとする…」「押すと特定の場所だけ痛い」といった悩み、実は多くの方が抱えているんです。膝の内側には、筋肉の付着部や関節を支える靭帯が密集しているため、少しの負担が痛みに直結しやすい場所だと言われています。

まずは、なぜ痛みが出ているのか、その正体を探ってみましょう。

階段の上り下りがツラい「変形性膝関節症」

中高年の方に多く、膝の軟骨がすり減ることで炎症が起きる状態を指します。 「朝起きて動き出す時が一番痛い」と感じるなら、このケースかもしれません。 体重による負荷が膝の内側に集中しやすいため、内側の軟骨からダメージを受けてしまうと考えられています。

膝の関節の軟骨がすり減り、関節に炎症が起きたり、関節が変形したりして痛みが生じる病気です。 引用元:住吉鍼灸整骨院

膝の内側の下側が痛む「鵞足炎(がそくえん)」

膝の関節から数センチ下、脛(すね)の骨の内側を押して痛む場合は、鵞足炎の可能性が高いと言えます。 ここは3つの筋肉(縫工筋・薄筋・半腱様筋)が束になって付いている場所で、その形がガチョウの足に似ていることから「鵞足」と呼ばれているんです。 スポーツでの使いすぎや、慣れないウォーキングを始めた際、筋肉が骨とこすれて炎症を起こすことがあると言われています。

グキッとひねった心当たりがあるなら「内側側副靭帯の損傷」

スポーツや転倒などで膝が外側に持っていかれた際、膝の内側を支える靭帯が伸びたり切れたりするケガのことですね。 この場合は、押すと痛いだけでなく、膝がグラグラするような不安定感や腫れを伴うことが多いとされています。 放置すると膝のクッションである半月板まで傷めることにつながるため、早めの確認が必要だと言えるでしょう。

まとめ:自分の痛みはどれに近い?

「あ、私の痛みはこれかも」と心当たりはありましたか? 痛みの原因がわかれば、正しいケアの第一歩になります。 ただし、自己判断だけで無理をすると改善が遅れることもあるため、痛みが引かない時は無理せず専門家への相談を検討してみてくださいね。

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【即効性】膝の内側の痛みを和らげるおすすめのツボ3選

「今すぐこの痛みをなんとかしたい!」と感じること、ありますよね。そんな時は、体にある「ツボ」を優しく刺激してみるのがおすすめですよ。

東洋医学の世界では、膝の周辺には痛みを緩和したり、血行を促進したりするポイントがいくつか存在すると考えられています。ここでは、自分でも見つけやすくて効果的だと言われている3つのツボをご紹介しますね。

膝の内側にある万能なツボ「陰陵泉(いんりょうせん)」

膝の内側にある骨のキワを、下から上になぞってみてください。膝の近くで指が止まる、くぼんだ部分はありませんか?そこが「陰陵泉」です。

このツボは、膝の痛みだけでなく、足のむくみや冷えにも効果があると言われています。特に、膝の内側が重だるいような痛みを感じる時に押してみると、スッキリする感覚を得られることが多いようですよ。

膝の内側の太い骨を、下から上になぞっていき、膝の近くで指が止まるくぼみ。 引用元:住吉鍼灸整骨院

血流を促して痛みを散らす「血海(けっかい)」

次にチェックしたいのが、膝のお皿の内側、指3本分ほど上にある「血海」というツボ。名前の通り「血の海」を意味し、全身の血流を整える働きがあると考えられています。

血行が悪くなって筋肉が硬くなっているタイプの方には、特におすすめしたいポイントですね。ここを刺激することで、膝周りの血流がスムーズになり、痛みの物質が流れやすくなると言われています。

関節の動きをサポートする「曲泉(きょくせん)」

「階段で膝を曲げるのがしづらい…」という方は、曲泉(きょくせん)を試してみてください。膝を深く曲げた時にできる、内側のしわの端っこにあるツボです。

曲泉は、膝関節の動きをスムーズにする効果が期待できると言われています。関節の潤滑油のような役割をサポートしてくれるため、動かす時の違和感を和らげる助けになるかもしれませんね。

膝を曲げた時にできるシワの内側の端。 引用元:住吉鍼灸整骨院


ツボ押しのコツをちょこっとアドバイス

どのツボも、「痛気持ちいい」と感じるくらいの強さで、ゆっくり3〜5秒かけて押すのがコツです。お風呂上がりなど、体が温まっているタイミングで行うと、より変化を実感しやすくなると言われていますよ。

無理に強く押しすぎると、逆に組織を傷めてしまう可能性もあるため、優しくケアしてあげてくださいね。もしツボ押しをしても痛みが引かない場合は、早めに専門家へ相談して、しっかりとした施術を受けることを検討してみるのが良いでしょう。

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【図解】失敗しないツボの探し方と効果を高める押し方のコツ

「ツボの名前はわかったけれど、本当にここで合ってるのかな?」と不安になること、ありますよね。実は、ツボの位置は人によって数ミリ単位でズレることもあるんです。

せっかくのセルフケアを無駄にしないためにも、正確な見つけ方と、刺激をしっかり伝えるコツをマスターしちゃいましょう。

迷わない!正しいツボの見つけ方の目安

ツボを探す時は、指の幅を基準にするのが一番の近道ですよ。「血海」ならお皿の内側の角から上へ指3本分、「陰陵泉」なら骨のキワを下からなぞって指が止まる場所、といった具合です。

指で触れた時に「周りより少し凹んでいる」「押すとズーンと響く」感覚がある場所が、あなたの今日のベストなツボだと言われています。鏡を見ながら、骨の位置をしっかり指先で確認してみてくださいね。

ツボの探し方のコツは、指先で優しくなでるように触り、少し凹んでいる場所や、押すと重だるい響きがある場所を探すことだと言われています。 引用元:住吉鍼灸整骨院

痛みを和らげるための正しい押し方

見つけたツボを、ただ闇雲に強く押せばいいというわけではありません。基本は「痛気持ちいい」と感じる程度の強さで、垂直に圧をかけるのが理想的だと言われています。

具体的には、5秒ほどかけてゆっくりと深く押し込み、そのまま3〜5秒キープ。その後、また5秒かけてゆっくり指を離す、という流れを3回ほど繰り返すのがおすすめですよ。指の腹を使って、心臓の鼓動に合わせるようなリズムで押してあげてください。

効果をさらに高めるベストなタイミング

「いつ押すのが一番いいの?」という質問もよくいただきますが、やはり血行が良くなっているお風呂上がりがベストだと言われています。体が温まって筋肉がリラックスしている状態だと、ツボへの刺激がスムーズに伝わりやすくなるからですね。

逆に、お酒を飲んだ直後や、激しい運動をした直後などは、血流が乱れて思わぬだるさにつながることもあるため、避けたほうが安心だと言えるでしょう。リラックスした環境で、深く呼吸をしながら行うのが改善への近道かもしれません。

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ツボ押しをしてはいけないケースと注意点

「膝が痛いから、とにかくたくさん押して早く良くしたい!」という気持ちはよくわかります。でもちょっと待ってくださいね。実は、体の状態によってはツボ押しがかえって逆効果になってしまうこともあるんです。

安全にセルフケアを行い、効率よく膝の違和感を改善していくために、まずは避けるべきタイミングやNG習慣をチェックしておきましょう。

膝に熱感や腫れがある「強い炎症」の時

もし、膝の内側を触ってみて「周りより熱いな」と感じたり、明らかに腫れていたりする場合は、ツボ押しは一旦お休みしてください。

こうした強い炎症がある時に刺激を与えてしまうと、炎症をさらに広げてしまい、痛みが強くなる恐れがあると言われています。まずは保冷剤などをタオルで包み、15分ほどアイシングをして安静に過ごすのが先決だと言えるでしょう。

膝に熱感や腫れがある時は、炎症が起きているサイン。無理に押すと悪化する可能性があるため注意が必要です。 引用元:住吉鍼灸整骨院

「強く押せば効く」は間違い!やりすぎの落とし穴

「痛いほうが効いている気がする」と、指を立ててギューギュー押しすぎてはいませんか?力を入れすぎると、皮膚の下で内出血を起こしたり、筋肉の繊維を傷めて「揉み返し」のような状態になったりするリスクがあると言われています。

大切なのは力任せに押すことではなく、優しく深く、ツボに響かせるイメージで行うことですね。もし翌日に痛みが残るようなら、それは少し力が強すぎた合図かもしれません。自分の体と対話しながら、心地よい強さを探してみてくださいね。

飲酒後や発熱時など「血流が変化している時」

お酒を飲んだ後や、風邪などで熱がある時のツボ押しも避けたほうが無難だと言われています。これらは全身の血流がすでに激しく変化している状態だからです。

そのタイミングで特定のツボを刺激すると、血の巡りがさらに加速してしまい、のぼせたり気分が悪くなったりすることがあるようです。ツボ押しは、心身ともに落ち着いているリラックスタイムに行うのが、最も安全で効果的だと言えるでしょう。

飲酒後や発熱、極度の疲労時などは血流が不安定なため、刺激を控えることが推奨されています。 引用元:住吉鍼灸整骨院

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痛みが引かない場合は?専門機関への受診タイミング

ツボ押しやセルフケアを続けても、なかなか膝の痛みが変わらないと不安になってしまいますよね。「もう少し様子を見れば改善するかな?」と我慢してしまいがちですが、実は早めに専門家を頼ったほうが良いサインがあるんです。

読者の皆さんの大切な体を守るために、どのような状態になったら相談すべきなのか、その目安を具体的にお話ししますね。

放置は厳禁!すぐに相談すべき「レッドフラッグ」

もし以下のような症状がある場合は、自己判断でのケアを一度ストップして、すぐに専門機関へ足を運んでください。

  • 歩けないほどの激痛がある: 体重をかけるだけで膝が崩れそうになる場合。
  • 膝がロックして動かない: 関節の中に何かが挟まっているような違和感があり、膝の曲げ伸ばしができない状態。
  • 夜も眠れないほどの痛み: 安静にしていてもズキズキと痛み、睡眠を妨げられるケース。

これらの症状は、半月板の損傷や重度の炎症など、セルフケアだけでは対応しきれないトラブルが隠れている可能性があると言われています。

痛みが強く、歩行が困難な場合や、膝に力が入らない、膝が動かせない(ロッキング)などの症状がある場合は、早急な検査が必要です。 引用元:住吉鍼灸整骨院

整形外科と整骨院・鍼灸院の使い分けはどうすればいい?

「病院(整形外科)に行くべき?それとも整骨院がいいの?」と迷う方も多いですよね。実は、目的によって上手に使い分けるのが改善への近道だと言われています。

まず、レントゲンやMRIによる精密な検査を受け、骨や組織の異常をはっきりさせたい時は整形外科が適しているでしょう。一方で、「検査では異常がないと言われたけれど痛みが続く」「筋肉の緊張をほぐして根本から整えたい」という場合には、整骨院や鍼灸院での施術が心強い味方になってくれます。

痛みの原因に合わせて、適切な場所でプロのサポートを受けることが、結果として膝の痛みを長引かせないコツになると言えるでしょう。

最後に

膝の痛みは、体からの「休ませて」というサインかもしれません。ツボ押しを日常に取り入れつつも、ご自身の体の声をしっかりと聞き、無理をせずに専門家の手も借りてみてくださいね。一歩踏み出して相談することが、スムーズな歩行を取り戻すための大きな一歩になりますよ。

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サイト監修者

【専門分野】
股関節痛、膝関節痛、坐骨神経痛、ヘルニア、首肩こり、頭痛、眼精疲労、めまい、耳鳴り、自律神経失調症、起立性調節障害、四十肩、五十肩、姿勢

【経歴、資格、所属学会、活動内容】
2013年:国際医療大学 小田原理学療法学科卒業、理学療法士の国家資格を取得

2013年〜2019年:横浜市内の総合病院にて勤務。急性期、回復期、慢性期を経験しながら、循環器、整形外科、内科、神経内科、神経難病など多くの症例を経験。同期間中に、系列病院に半年間、回復期病院の立ち上げに参画。

2014年〜2020年:川崎市内の老人保健福祉施設に非常勤で勤務

2019年:株式会社Therapist Infinityへ入社。整体院 trustbody茅ヶ崎院へ勤務。

2022年:整体院 trustbody相模大野院を出店に伴い、院長として勤務。

2024年~:株式会社Therapist Infinity マーケティング責任者となり、院長交代。

2021年~:治療セミナー Infinityの講師として、治療技術および経営の指導を行う。

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