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臼蓋形成不全でヨガは危険?やってはいけないNGポーズ5選と安全な安全な続け方を専門家が解説

臼蓋形成不全でヨガをすることは危険なのでしょうか?本記事では、股関節に負担をかける「やってはいけないNGポーズ」や、痛みを悪化させずに安全にヨガを楽しむためのコツ、股関節の安定に必要なストレッチ法を理学療法の視点から分かりやすく解説します。

目次

(1):臼蓋形成不全の人がヨガをすると「危険」と言われる理由

「ヨガは体に良いから、股関節の痛みにも効くはず」と思っていませんか?実は、臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)を抱えている方が自己流でヨガを行うと、かえって股関節を痛めてしまうケースが少なくありません。良かれと思って始めたヨガが、なぜリスクになってしまうのでしょうか。その理由を、股関節の仕組みから一緒に紐解いていきましょう。

股関節の「かぶりが浅い」という骨の構造

私たちの股関節は、骨盤のくぼみ(臼蓋)に太ももの骨の頭(大腿骨頭)がすっぽりとはまる形をしています。しかし、臼蓋形成不全の方はこのくぼみが生まれつき浅く、骨盤が太ももの骨を十分に覆えていない状態なのです。

「骨のかぶりが浅いと、どうしてヨガが危険なの?」と疑問に思うかもしれませんね。

骨による支えが不安定な分、周囲の筋肉や靭帯が頑張って関節を支えています。そのため、ヨガのように関節を大きく動かす運動をすると、通常よりも簡単に骨同士がぶつかったり、関節がズレるような強いストレスがかかったりしやすいと言われています。

無理な柔軟性が関節唇(かんせつしん)や軟骨の損傷を招くリスク

ヨガのレッスンでは「もっと深く曲げて」「心地よく伸ばして」と声をかけられることが多いですよね。ですが、臼蓋形成不全の体にとって、無理な柔軟性を求める動きは禁物です。

骨の覆いが浅い関節のまわりには、軟骨の一種である「関節唇(かんせつしん)」というクッションがついています。これが骨盤の代わりに太ももの骨を必死に支えているのですが、過度な開脚や深い前屈を行うと、このクッションが骨に挟まれて傷ついてしまう恐れがあります。

関節唇や軟骨がすり減ると、将来的に変形性股関節症を招く原因にもつながるため、痛みを我慢してポーズを深めるのは避けたほうが賢明です。

まずはご自身の骨の形を理解して、体に負担のない範囲で優しく動かす意識を持つことが大切ですね。もしヨガの後に違和感があるなら、一度お近くの専門院へ足を運び、丁寧な検査を受けてみることをおすすめします。

引用元:https://seitai-osusume-select.com/column/%e8%87%bc%e8%93%8b%e5%bd%a2%e6%88%90%e4%b8%8d%e5%85%a8-%e3%83%a8%e3%82%ac%e3%81%af%e5%8d%b1%e9%99%ba%ef%bc%9f%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%af%e3%81%84%e3%81%91%e3%81%aa%e3%81%84%e3%83%9d%e3%83%bc/

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(2):【厳選】臼蓋形成不全の人が「やってはいけない」ヨガのNGポーズ

【厳選】臼蓋形成不全の人が「やってはいけない」ヨガのNGポーズ

「ヨガのポーズならどれをやっても健康にいいはず」と思っていませんか?実は、臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)の体にとって、関節の構造上どうしても相性が悪いポーズが存在します。知らずに続けていると、骨同士がぶつかって痛みを引き起こす原因になりかねません。ここでは、特に注意したいNGポーズを3つのパターンに分けてご紹介しますね。

① 過度な股関節の開脚を伴うポーズ(例:ハトのポーズ、開脚前屈)

まず気をつけたいのが、足を大きく開いて外側に開く「外転・外旋」の動きです。代表的なものとして、ハトのポーズやダイナミックな開脚前屈が挙げられます。

「しっかり開脚したほうが、股関節が柔らかくなって良さそう」と感じるかもしれません。

しかし、骨のかぶりが浅い状態で無理に足を広げると、大腿骨の頭がソケットから外れそうになる「亜脱臼ストレス」がかかりやすいと言われています。クッションである関節唇が骨に挟まれて傷つくリスクが高まるため、周囲が驚くような深い開脚を目指すのはお休みしましょう。

② 股関節を深く曲げて体重をかけるポーズ(例:トカゲのポーズ)

次に、太ももをお腹にぐっと近づける「過屈曲」のポーズも慎重になる必要があります。ヨガスタジオでもよく見かける、トカゲのポーズなどがこれに該当しますね。

このポーズは、股関節を深く曲げた状態でさらに自分の体重を強くかけるため、関節の内部に強い圧迫が加わってしまいます。

骨の噛み合わせが不安定な臼蓋形成不全の場合、この深い曲げ込みによって骨同士がガツンと衝突する「インピンジメント」という現象が起きやすいと考えられています。詰まるような違和感やピキッとした痛みを感じたら、すぐにポーズを緩めるのが自分の体を守る秘訣です。

③ 軸足の股関節を強く捻る・内股にするポーズ(例:英雄のポーズの一部変形)

最後に見落としがちなのが、立った状態で骨盤をひねったり、内股のように足を内側に回したりする「内旋」の動きです。例えば、英雄のポーズ(ウォーリア)のバリエーションなどで、軸足を踏ん張ったまま上半身を大きくねじる動きがこれにあたります。

足の裏が床に固定された状態で股関節を強くひねると、逃げ場を失った負荷がすべて股関節の付け根に集中してしまうのです。

不安定な関節をねじる動きは、靭帯を痛めたり関節の変形を早めたりする要因につながると言われています。「ねじって効かせる」のではなく、骨盤をまっすぐ立てて安定させることを意識してみてください。ポーズ中に少しでも不調を感じたら無理をせず、専門の先生がいる整体院などで検査や適切な施術を相談してみるのもおすすめですよ。

引用元:https://seitai-osusume-select.com/column/%e8%87%bc%e8%93%8b%e5%bd%a2%e6%88%90%e4%b8%8d%e5%85%a8-%e3%83%a8%e3%82%ac%e3%81%af%e5%8d%b1%e9%99%ba%ef%bc%9f%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%af%e3%81%84%e3%81%91%e3%81%aa%e3%81%84%e3%83%9d%e3%83%bc/

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(3):臼蓋形成不全でも安心!ヨガを安全に楽しむための3つのルール

「臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)があるなら、大好きなヨガはもう諦めるしかないの?」と悲しむ必要はありませんよ。大切なのは、ヨガを完全に禁止することではなく、自分の体の特徴に合わせて「どう工夫して楽しむか」という点です。股関節に負担をかけず、安全にレッスンを続けるための大切なルールを3つに絞ってご紹介します。

① 「痛気持ちいい」はNG!痛みが出る前に動きを止める

ヨガの最中、周りの人がきれいにポーズをとっていると、つい頑張って合わせたくなるものです。しかし、臼蓋形成不全の体にとって「痛気持ちいい」と感じる手前の段階で動きを止める意識が欠かせません。

「少し痛いけれど、伸ばしていくうちにほぐれるかも」と無理をするのは禁物です。

骨のかぶりが浅い状態で痛みを感じる場合、すでに骨や軟骨にストレスがかかっているサインだと言われています。少しでもピキッとした違和感や詰まりを覚えたら、一歩手前のポジションまで戻す勇気を持ってくださいね。

② ヨガブロックやクッション(プロップス)を徹底活用する

安全にヨガを続けるための強力な味方が、ヨガブロックやクッション、ブランケットといった「プロップス(補助具)」です。これらは決して恥ずかしいものではなく、体を守るための大切な道具になります。

例えば、あぐらの姿勢をとるときに膝が浮いて股関節が痛むことはありませんか?

そんなときは、お尻の下にクッションを敷いて座面を高くしたり、浮いた膝の下にブロックを挟んで支えを作ったりしてみてください。関節の可動域を道具で制限してあげることにより、骨盤が安定して股関節への負担が劇的に減ると言われています。

③ インストラクターに必ず「臼蓋形成不全」であることを事前申告する

ヨガスタジオのレッスンを受ける際は、担当のインストラクターへ事前に自分の体の状態をしっかり伝えておきましょう。

「専門的な病名を伝えても、先生は困らないかな?」と遠慮してしまう方もいるようです。

事前に「臼蓋形成不全なので、股関節を深く曲げたり開いたりするポーズは調整します」と伝えておくことで、先生も無理なアジャスト(ポーズの修正)をしなくなります。それどころか、「このポーズのときは、代わりにこう動いてみてください」と別の安全なアプローチを提案してくれるケースも多いため、ぜひ相談してみることをおすすめします。自分の体を上手にコントロールしながら、心地よいヨガの時間を満喫してくださいね。

引用元:https://seitai-osusume-select.com/column/%e8%87%bc%e8%93%8b%e5%bd%a2%e6%88%90%e4%b8%8d%e5%85%a8-%e3%83%a8%e3%82%ac%e3%81%af%e5%8d%b1%e9%99%ba%ef%bc%9f%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%af%e3%81%84%e3%81%91%e3%81%aa%e3%81%84%e3%83%9d%e3%83%bc/

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(4):股関節を守るために!ヨガと併せてやりたい「必要な筋肉」のセルフケア

「ヨガのポーズをきれいに決めることばかりに気を取られていませんか?」実は、臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)を抱える方が安全にヨガを楽しむためには、関節を支えるための土台作りが欠かせません。骨のかぶりが浅い分、まわりの筋肉を適切にケアしてあげることが股関節への負担を減らす鍵になります。ヨガの前後はもちろん、日頃から取り入れたい本当に必要なセルフケアをチェックしていきましょう。

股関節のグラつきを抑える「中殿筋(ちゅうでんきん)」のトレーニング

まず注目したいのが、お尻の外側にある「中殿筋(ちゅうでんきん)」という筋肉です。臼蓋形成不全の方は、この中殿筋がうまく使えずに細くなってしまい、股関節が外側にグラつきやすくなる傾向があると言われています。

「グラつきを抑えるためには、どんな運動をしたらいいの?」と思いますよね。

おすすめなのは、横向きに寝た状態で上の足をゆっくりと天井方向へ持ち上げるシンプルな運動です。地味な動きですが、お尻の横がじんわりと熱くなるのを感じられるはずです。ここを鍛えておくと、ヨガの片足立ちのポーズなどでも骨盤がブレにくくなり、関節を守る盾になってくれると考えられています。

骨盤を支える「腸腰筋(ちょうようきん)」を優しく伸ばすストレッチ

続いてケアしたいのが、骨盤と太ももの骨を繋ぐインナーマッスル「腸腰筋(ちょうようきん)」になります。この筋肉は、不安定な股関節を内側から必死に支えようとして、常にガチガチに緊張して縮みやすい状態にあると言われています。

腸腰筋が硬くなると骨盤が前に引っ張られてしまい、ヨガで足を動かしたときに骨同士がぶつかる原因になりかねません。

そのため、足を前後に大きく開いて後ろの足の付け根を心地よく伸ばす、優しいストレッチを取り入れてみてください。このとき、グイグイと無理に押し込むのではなく、深呼吸を繰り返しながらゆっくりと緩めていくのがポイントです。お尻の筋トレと付け根のストレッチをセットで行うことで、股関節のバランスが整いやすくなり、ヨガのポーズもよりスムーズに取れるようになるためおすすめですよ。

引用元:https://seitai-osusume-select.com/column/%e8%87%bc%e8%93%8b%e5%bd%a2%e6%88%90%e4%b8%8d%e5%85%a8-%e3%83%a8%e3%82%ac%e3%81%af%e5%8d%b1%e9%99%ba%ef%bc%9f%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%af%e3%81%84%e3%81%91%e3%81%aa%e3%81%84%e3%83%9d%e3%83%bc/

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(5):こんな症状が出たらすぐに中止!医療機関(整形外科)を受診する目安

「大好きなヨガだし、多少の痛みなら我慢して続けちゃおう」と無理をしていませんか?臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)を抱えながら運動をするときは、体の小さなサインを見逃さないことが本当に大切です。なぜなら、痛みを放置すると変形性股関節症への進行を早めてしまう恐れがあると言われているからです。これから紹介する症状が一つでも当てはまったらヨガはお休みして、速やかに専門の医療機関へ足を運びましょう。

ヨガの翌日まで股関節の前側や足の付け根に痛みが残る場合

ヨガのレッスン直後はなんともなくても、時間が経ってからジワジワと痛みが出てくることはありませんか?特に注意したいのが、翌日になっても足の付け根や股関節の前側に重だるい痛みやズキズキ感が残るケースです。

「一晩寝ればそのうち引くかな?」と軽く考えてしまうかもしれませんね。

しかし、翌日まで痛みが続くのは、一時的な筋肉痛ではなく関節の内部に炎症が起きているサインだと言われています。骨の噛み合わせが浅い部分に過度な負担がかかり続けている証拠でもあるため、痛みが引くまではヨガを中止して速やかに整形外科などに来院することが推奨されています。

歩行時や階段の昇り降りで「引っかかり感」や鋭い痛みがある場合

もう一つの目安が、日常生活の何気ない動作の中で生じる違和感や鋭い痛みになります。普通に歩いているときや、階段の昇り降りの際に関節がカクンと外れるような「引っかかり感」を覚えることはないでしょうか。

この引っかかり感は、骨を支えるクッションである関節唇(かんせつしん)が傷つき、関節の間に挟まっている可能性が考えられます。

また、立ち上がるときにピキッと鋭い痛みが走る場合も、関節の軟骨がすり減り始めているサインと言われています。こうした症状を無視してヨガの柔軟ポーズを続けるのは非常に危険ですので、これ以上の悪化を防ぐためにも専門医による丁寧な検査を受けることが大切ですよ。

引用元:https://seitai-osusume-select.com/column/%e8%87%bc%e8%93%8b%e5%bd%a2%e6%88%90%e4%b8%8d%e5%85%a8-%e3%83%a8%e3%82%ac%e3%81%af%e5%8d%b1%e9%99%ba%ef%bc%9f%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%af%e3%81%84%e3%81%91%e3%81%aa%e3%81%84%e3%83%9d%e3%83%bc/

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サイト監修者

【専門分野】
股関節痛、膝関節痛、坐骨神経痛、ヘルニア、首肩こり、頭痛、眼精疲労、めまい、耳鳴り、自律神経失調症、起立性調節障害、四十肩、五十肩、姿勢

【経歴、資格、所属学会、活動内容】
2013年:国際医療大学 小田原理学療法学科卒業、理学療法士の国家資格を取得

2013年〜2019年:横浜市内の総合病院にて勤務。急性期、回復期、慢性期を経験しながら、循環器、整形外科、内科、神経内科、神経難病など多くの症例を経験。同期間中に、系列病院に半年間、回復期病院の立ち上げに参画。

2014年〜2020年:川崎市内の老人保健福祉施設に非常勤で勤務

2019年:株式会社Therapist Infinityへ入社。整体院 trustbody茅ヶ崎院へ勤務。

2022年:整体院 trustbody相模大野院を出店に伴い、院長として勤務。

2024年~:株式会社Therapist Infinity マーケティング責任者となり、院長交代。

2021年~:治療セミナー Infinityの講師として、治療技術および経営の指導を行う。

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