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事故後めまいは何科?耳鼻科・脳外科・整形外科の選び方と後遺症対策

事故後にめまいが起きたら何科を受診すべき?ぐるぐる回る、ふわふわするなど症状別の正しい選び方(耳鼻咽喉科・脳神経外科・整形外科)を専門医や法律の観点から解説。見落としがちな原因や、後遺障害認定で損をしないための必須検査・通院の注意点まで網羅。

目次

【緊急性チェック】事故後のめまいで今すぐ救急車を呼ぶべき症状

交通事故に遭った後、急に襲ってくるめまいは本当に不安なものですよね。実は事故によるめまいの裏には、命に関わるような重篤な脳の損傷が隠れているケースが珍しくありません。だからこそ、まずは「今すぐ救急車を呼ぶべき状態なのか」を正しく判断することが、あなたや大切な人の命を守るための第一歩になります。

一刻を争う「危険なめまい」のサイン

めまいと一緒に以下のような症状が出ているときは、一刻を争う危険なサインかもしれません。

  • 割れるような激しい頭痛がする
  • 手足にしびれや麻痺(まひ)がある
  • ろれつが回らなくて上手く話せない
  • 激しい嘔吐(おうと)を繰り返している

このような異変がある場合、脳内で出血が起きていたり、脳挫傷を負っていたりする危険性が非常に高いと考えられています。一分一秒を争う状況ですので、決して様子を見たりせず、すぐに救急車を呼んで脳神経外科のある病院へ向かってください。

交通事故後に激しい頭痛や嘔吐、手足のしびれ、意識障害などがある場合は、脳に重大な損傷(脳内出血や脳挫傷など)を負っている可能性があります。速やかに救急車を呼び、脳神経外科を受診してください。 引用元:https://www.krm0730.net/blog/3030/

翌日以降の通常外来でも良いケースの目安

一方で、今すぐ救急車を呼ばなくても、翌日以降に落ち着いて病院を受診すれば大丈夫と言われているケースもあります。

具体的には「頭を特定の方向に動かしたときだけ一瞬ぐるぐるする」「手足の麻痺や激しい頭痛など、他の神経症状が一切ない」といった状態が目安です。これらは耳の奥にある三半規管のトラブルや、首の筋肉の緊張(むちうち)が原因で起きていることが多いため、緊急性は比較的低いと判断される傾向にあります。ただし、自己判断で完全に放置するのは禁物ですので、翌日には専門の医療機関で見てもらうプランを立てましょう。

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事故後のめまいは何科?症状の「タイプ別」おすすめ受診科

「今すぐ救急車を呼ぶほどではないけれど、やっぱり頭がクラクラして気持ち悪いな……」 そんなときは、どのようなめまいが起きているかによって、選ぶべき専門科が変わってきます。 事故の衝撃で体に受けるダメージは人それぞれですから、あなたの今の症状にぴったり合う最適な病院を選んでいきましょう。ここからは、めまいのタイプ別にどこの科へ来院すべきかを詳しくお話ししますね。

視界がぐるぐる回る(回転性)なら「耳鼻咽喉科」

もしも「天井や周囲の景色がぐるぐると時計回りに動いているように見える」という場合は、耳鼻咽喉科への来院がファーストチョイスになります。 交通事故の激しい衝撃によって、耳の奥にある三半規管から「耳石(じせき)」という小さな砂のような組織が外れてしまうケースがあるのです。これは「良性発作性頭位めまい症(BPPV)」と呼ばれており、事故後の回転性めまいの代表的な原因の一つだと言われています。耳鼻科では、目の動きを特殊なメガネで観察する「眼振検査」などをおこない、耳の奥に異常がないかを詳しく調べてもらうことが可能です。

交通事故の衝撃で内耳(三半規管など)がダメージを受けたり、耳石が剥がれ落ちたりすることで、天井がぐるぐる回るような「回転性めまい」が起こることがあります。この場合は耳鼻咽喉科での眼振検査などが必要です。 引用元:https://www.krm0730.net/blog/3030/

体がふわふわ浮く(浮動性)なら「脳神経外科」または「神経内科」

次に、「地面がフワフワしてまっすぐ歩けない」「雲の上を歩いているように足元がおぼつかない」といった症状はどうでしょうか。 このような浮動性のめまいがあるときは、まずは脳神経外科や神経内科で検査を受けるプランが安全です。なぜなら、事故の衝撃で脳の細かい血管からわずかに出血していたり、目に見えない微細な損傷を負っていたりするリスクを完全に否定できないためです。CTやMRIといった精密な画像検査機器がそろっている大きな病院に来院し、脳内に重大なトラブルが隠れていないかをチェックしてもらうことが推奨されています。

首の痛みやしびれを伴うなら「整形外科」

最後に、「めまいと一緒に、首や肩が重く痛む」「手の先がなんとなくしびれる感じがする」というケースです。 この状態は、交通事故で最も多くみられる「むちうち(頸椎捻挫)」が引き金となって起こる「頸性めまい」の可能性が考えられています。首の筋肉や神経が引き延ばされることで、自律神経のバランスが崩れてめまいが引き起こされると言われているのですね。この場合は整形外科への来院が必要となりますが、耳や脳の異常がないかを確かめるために、耳鼻科や脳外科といった他の専門科とも並行して通う形が一般的となっています。

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整形外科のレントゲンで「異常なし」と言われた場合の対処法

交通事故に遭った後、多くの方が「まずは骨折していないか調べよう」と考えて整形外科へ向かいますよね。そこでレントゲンを撮り、お医者様から「骨には異常がないですよ」と言われると、ひとまずホッとするプランを選ぶのが自然な流れだと思います。しかし、ここにとんでもない落とし穴が潜んでいるのですね。骨に異常がないからといって、今感じているめまいを放置してしまうのは非常に危険だと言われています。

骨の異常とめまいの原因は別である理由

「どうして整形外科のレントゲンで異常がないのに、頭がクラクラするの?」と不思議に思うかもしれません。 その理由はとてもシンプルで、整形外科のレントゲンは主に「骨の形や並び」を写し出すためのものだからです。つまり、耳の奥にある神経のダメージ(耳鼻科の領域)や、脳の細かな損傷(脳外科の領域)といった、めまいの本当の原因はレントゲンには一切写らないと考えられています。「骨が綺麗だからめまいも大丈夫」というわけではない事実は、ぜひ知っておいてほしいポイントです。

整形外科でおこなわれるレントゲン検査は、主に骨の異常(骨折や脱臼など)を確認するためのものです。そのため、内耳の神経のダメージや、脳の微細な損傷といった「めまいの直接的な原因」を見つけることは困難だと言われています。 引用元:https://www.krm0730.net/blog/3030/

紹介状を書いてもらい専門科(耳鼻科・脳外科)に来院する

では、整形外科で「異常なし」と言われた後はどう動くのがベストなのでしょうか。 まずは自己判断で病院に通うのをやめてしまわず、今のめまいの症状をありのまま整形外科の主治医に伝えてみてください。そして、「耳鼻咽喉科や脳神経外科などの専門科で見てもらいたいので、紹介状を書いていただけますか?」と相談するステップがおすすめです。紹介状をもらって他の科へ行く形(対診)をとれば、これまでの経過が次の先生にもスムーズに伝わるため、より確実で無駄のない検査が受けられると言われています。

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後遺症(後遺障害等級)認定を見据えた通院・検査の重要ポイント

交通事故によるめまいは、適切なアプローチを続けても、残念ながら完全に改善しないケースが想定されます。もしも将来的にクラクラする症状が残ってしまった場合、正当な賠償金(後遺障害慰謝料など)を受け取る必要があるのですね。そのためには、事故直後の初期段階から「どのようなスケジュールで動き、どんな検査を受けてきたか」というプロセスが極めて重要になると言われています。

めまいの証明に必須となる「客観的検査」一覧

「毎日頭がフラフラして本当に辛いんです」とお医者様や保険会社に言葉で訴えるだけでは、残念ながら後遺障害の等級は認定されづらいのが実情です。 目に見えないめまいという症状を法律の場で認めてもらうためには、データとして形に残る「客観的な検査結果」が不可欠だとされています。具体的には、耳鼻咽喉科でおこなうフレンツェル眼鏡を用いた「眼振検査」や、耳に温水・冷水を入れて反応を見る「温度刺激検査(カロリックテスト)」、さらに「聴力検査」などが挙げられます。これらに加えて、脳神経外科での「頭部MRI・CT」による画像データをしっかり揃えておくプランが、後遺障害認定への王道ステップと言われているのですね。

めまいなどの神経症状で後遺障害等級の認定を得るためには、単なる主観的な訴えだけでなく、医学的に症状を証明できる「客観的な検査結果」が必要です。耳鼻咽喉科での眼振検査や平衡機能検査、脳神経外科でのMRI検査などがこれに該当します。 引用元:https://www.krm0730.net/blog/3030/

整骨院・整体院だけで済ませず「医師(病院)」に通うべき理由

事故の怪我をケアする際、体のバランスを整えるために接骨院や整体院での施術を選ぶ方も多いのではないでしょうか。 もちろんそれ自体は選択肢の一つですが、病院へ行かずに整骨院の施術だけで通院を終わらせてしまうのは、大きなリスクを伴うと考えられています。というのも、将来の認定手続きに絶対に欠かせない「後遺障害診断書」を作成できる権限は、法律上で医師(病院の先生)だけにしか認められていないためです。整骨院の柔道整復師や整体師の先生は診断書を書くことができないため、病院への来院を怠ってしまうと、示談交渉の際に法律上でめまいの存在を証明できず、大変不利になる恐れがあると指摘されています。

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まとめ:事故後のめまいは放置せず、早期の専門医受診が早期回復と安心のカギ

交通事故の後にやってくるめまいは、ご自身が想像している以上に体からの重要なサインかもしれません。「そのうち良くなるだろう」と楽観視して放置してしまうのだけは、絶対に避けたいところですね。健やかな日常を一日でも早く取り戻すためには、初期の段階で正しいアクションを起こすことが何よりも大切だと言われています。

適切な科への並行通院が未来のあなたを救う理由

これまでお話ししてきた通り、事故によるクラクラ感の原因は多岐にわたるケースが想定されます。 まずは脳の深刻なトラブルを排除するために脳神経外科へ向かい、その後は症状のタイプに合わせて耳鼻咽喉科や整形外科を上手に頼るプランがベストです。「整形外科だけで様子を見る」という形に頼り切らず、それぞれの専門医へ並行して来院するステップが推奨されています。この選択は、あなたの体の早期改善を目指す上ではもちろんのこと、将来的に後遺障害の適正な等級認定を目指すといった法律・保険の手続きを進める面でも、最も賢い防衛策になると言われているのですね。

交通事故後のめまいは、原因に応じて脳神経外科、耳鼻咽喉科、整形外科などの専門医療機関を適切に受診し、並行して通院することが大切です。早期の正確な検査は、体の回復だけでなく、将来的な後遺障害認定の手続きにおいても非常に重要な意味を持ちます。 引用元:https://www.krm0730.net/blog/3030/

ご自身の体を最優先に考えて、まずは専門の病院で詳しい検査を受ける一歩を踏み出してみませんか。

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サイト監修者

【専門分野】
股関節痛、膝関節痛、坐骨神経痛、ヘルニア、首肩こり、頭痛、眼精疲労、めまい、耳鳴り、自律神経失調症、起立性調節障害、四十肩、五十肩、姿勢

【経歴、資格、所属学会、活動内容】
2013年:国際医療大学 小田原理学療法学科卒業、理学療法士の国家資格を取得

2013年〜2019年:横浜市内の総合病院にて勤務。急性期、回復期、慢性期を経験しながら、循環器、整形外科、内科、神経内科、神経難病など多くの症例を経験。同期間中に、系列病院に半年間、回復期病院の立ち上げに参画。

2014年〜2020年:川崎市内の老人保健福祉施設に非常勤で勤務

2019年:株式会社Therapist Infinityへ入社。整体院 trustbody茅ヶ崎院へ勤務。

2022年:整体院 trustbody相模大野院を出店に伴い、院長として勤務。

2024年~:株式会社Therapist Infinity マーケティング責任者となり、院長交代。

2021年~:治療セミナー Infinityの講師として、治療技術および経営の指導を行う。

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